ようこそ石仏・石神の世界へ!「羅漢石仏の美」をリニューアルしました。羅漢石仏としては埼玉の喜多院や大分県の羅漢寺などや禅宗寺院に見られる江戸時代の五百羅漢・十六羅漢などが知られている。これらの像の多くは人間臭く類型化した像が多く、石仏としての魅力をあまり感じられない。それに対して、鎌倉時代から安土桃山時代にかけて作られた、「北条五百羅漢」や「山野五百羅漢」、「瓜生十六羅漢石仏」、「香高山五百羅漢磨崖仏」などは江戸時代の羅漢と違った自由な表現で、石や岩の美しさを生かしていて、魅力的である。「羅漢石仏の美」は石仏における円空的表現といえるノミの跡が非常に鋭く美しい「北条五百羅漢」や俗臭はまったくなく、悟りを開いた聖人の深さが感じられる「瓜生十六羅漢」・山腹に露出する岩肌にひしめくようにに刻まれた磨崖仏の大群集「香高山五百羅漢磨崖仏」など類型化した羅漢石仏と違った特色ある羅漢石仏の造形美をお楽しみください。
石仏紀行 INDEX
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