高原町の田の神 |
小林市と接する西諸県郡の高原町の田の神像も江戸時代の神官型の田の神が中心である。その中には享保年間の田の神も見られる。その中で特に優れた田の神は高原町井手上の田の神で、80pを越える大型の腰掛け型の田の神石像である。鮮やかに彩色された花堂の田の神は安座型の大型像で像高は1mを超える。 農民型の田の神も見られる。鍬を持つ像(出口の田の神)やメシゲと枡を持つ像(小塚と並木の田の神)、杵もしくはスリコギを持つ像(梅が枝の田の神)などバラエティーに富んでいる。 |
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井手上の田の神 西諸県郡高原町広原井手上 享保九年(1724) |
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鷹巣原の田の神 西諸県郡高原町広原鷹巣中尾 大正12年(1923) |
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並木の田の神 西諸県郡高原町西麓並木 |
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小塚の田の神 西諸県郡高原町藺牟田小塚下 |
花堂と祓川の田の神 西諸県郡高原町藺牟田高松・藺牟田越平 |
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出口の田の神 西諸県郡高原町西麓村中 |
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梅ヶ久保の田の神 西諸県郡高原町西麓梅ヶ久保 高さ95cm |
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