Photo Gallery「石仏と野鳥」新版  2024年10月 
 

 
9月 11月



                           
令和6年10月31日撮影 近くの大きなため池にて
ハジロカイツブリ
 そろそろカンムリカイツブリや冬鳥のカモが姿を見せる頃かな思って、大きなため池に来ましたがマガモ1羽いただけで、いたのはカイツブリとオオバンだけでした。仕方なくカイツブリを撮影していると、灰色と白が目立つカイツブリを見つけました。ハジロカイツブリです。毎年、ハジロカイツブリを冬にこの池で撮影していますが、10月に見たのは初めてです。



                                        
令和6年10月28日撮影 近くの大きな公園にて
ジョウビタキ♀・柿にメジロ
公園に来て最初に撮影したのはジョウビタキの雌です。「ヒン ヒン ヒン」と囀って木から木へと飛び移っていました。
 この公園は柿畑などを含む丘陵地帯を公園にしたもので、所々にに柿の木が残っています。その柿の実を食べにメジロがやってきます。
 
エナガ
 秋まで続いた猛暑のためか花がちらほら咲いた桜(ソメイヨシノ)の木にエナガの群れがいました。桜の花とエナガを撮ろうとしたのですがうまくいかず、撮影できたのは花の咲いていない桜の木に飛び移ったエナガでした。



                                 
令和6年10月27日撮影 地元の山の上の池にて
オシドリ・カイツブリ幼鳥
 前日に引き続いて地元の山の上の池でオシドリを撮影しました。この日オシドリは前日と違って池の南の岸とその周辺にいました。
 前日オシドリを撮影した入江にもオシドリはいましたが見たのは雄と雌の1羽ずつでした。上の2羽はカイツブリの幼鳥です。



                                             
令和6年10月25日撮影 隣町にて
菊畑のノビタキ1
 隣町の菊畑でノビタキを撮影しました。この日も2羽のノビタキがいましたが、今まで撮影した黄色い花が目立つ菊畑とは違った、赤い花が目立つ赤い菊畑にいました。
 
菊畑のノビタキ2
25日に撮影した赤い花の菊畑のノビタキの続きです。
 雄のノビタキです。2羽いたノビタキは雄と雌でしたが、赤い菊の花に最初にとまったのは雌で、撮影したのはほとんど雌のノビタキでした。雌は遅れて赤い花の菊畑にやってきてすぐに赤い花の菊畑から離れました。赤い菊畑のノビタキ雄の撮影は連写で3回シヤッターボタンを押しただけでした。
25日に撮影した雌のノビタキの続きです。



                           
令和6年10月26日撮影 地元の山の上の池にて
オシドリ
地元の山の上の池のオシドリです。いつも撮影している橋の上からはオシドリは見られませんでしたが、入江になっている所からオシドリの声が聞こえたので、入江のほうに回ってみると岸から割と近い場所に数羽のオシドリがいました。



                           
令和6年10月23日 自宅裏にて
ジョウビタキ♀
 冬鳥のジョウビタキです。昨日、自宅の裏の空き地で「ヒッ ヒッ ヒッ」とジョウビタキのさえずりが聞こえたのですが、姿を見ることができませんでした。今日、裏庭に出るとジョウビタキが空地の向かいの家のアンテナにとまって鳴いているのを見つけました。慌てて家へカメラを取りに戻り、撮影しました。



                               
令和6年10月22日撮影 地元の山の中のため池にて
オシドリ・キビタキ♀
地元の山の中のため池のオシドリは数が増えて10羽以上になっていました。しかし相変わらず池の一番奥にいました。
 オシドリを撮影していると池の隣の林からキビタキの地鳴きが聞こえました。林にカメラを向けると木の枝にキビタキの雌がとまっているのを見つけました。手持ちで撮っていたためISO感度5000での撮影になり粗い画像になりました。 



                                                 
令和6年10月20日撮影 地元の山の上の公園にて
 山の上の公園の桜園は今年は秋になっても数年前に比べると野鳥は少なく、キビタキ♀を数回撮影しただけでした。しかし、この日はキビタキ雄と雌、エゾビタキなどが数羽いて楽しませてくれました。
 
キビタキ♀
雌のキビタキも2か所で撮影しました。
この日最初にキビタキ♂を撮影した桜園で見たキビタキ♀です。
この日2羽目のキビタキ♂を撮影した桜園で見たキビタキ♀です。
 
 
キビタキ
 この秋初めて見た雄のキビタキです。春に撮影した秋はさえずらないためか雄を撮影することはあまりありません。春は雄ばかり撮影していたのですか。
別の桜園にもキビタキの雄がいました。
 
 
エゾビタキ
 この秋はいろいろな場所でエゾビタキを撮影していますか、この公園では見ていませんでした。この日ようやくこの公園でもエゾビタキを撮影できました。



                       
令和6年10月17日撮影 近くの大きな公園にて
エゾビタキ・マガモ
 近くの大きな公園に行きました。この公園は野鳥愛好家が集まるのですが、この日は望遠カメラを持った人は1人見かけただけでした。実際鳥影は少なく、エゾビタキの後ろ姿とマガモを撮ったたけでした。
 3羽のカモらしき鳥が飛んできて池に降りました。マガモです。この秋見たカモの冬鳥は近くの田園地帯で見たコガモに次いで2例目です。



                                 
令和6年10月19日 伊賀の石仏(15)
伊賀の石仏(15)   日神(ひかわ)墓地の石仏
三重県津市美杉町太郎生   「鎌倉後期」
 旧美杉村(現在は津市美杉町)は西は奈良県の御杖村・曽爾村、北は名張市・伊賀市に接し、伊勢湾に流れる雲出川の上流に位置する山里である。伊勢の国司で守護大名でもあった畠山氏の拠点として国府がおかれ、伊勢本街道の宿場町としてさかえた歴史の村でもある。

 村の西の太郎生(たろう)地区は大阪湾に注ぐ名張川の上流にあたり、平家の落武者が住みついたと伝えられる地である。名張から国道368号線を南へ名張川に沿って15㎞さかのぼると美杉村で、最初の集落が太郎生(たろう)地区の飯垣内(はがいと)である。飯垣内のバス停より名張川を渡って飯垣内の集落を抜け、曲がりくねった道を上りきった所にある小さな集落が日神(ひかわ)である。そこに、三重県指定文化財の日神墓地石仏群がある。日神墓地は平家六代墓ともよばれ、墓域は柵で囲まれている。
阿弥陀石仏
 入口の鉄扉を開けて上った正面突き当たりに、石龕があり、奧に高さ1.2mの安山岩に舟形光背を彫りくぼめ、蓮花座に座す半肉彫りの定印阿弥陀如来石仏が安置されている。整った張りのある阿弥陀石仏で、ほほえむ眼や口元が若々しく魅力的である。体躯や衣紋もゆったりとしていて写実的で、鎌倉中期から後期の様式を示している。
 
不動梵字石仏
 阿弥陀の左右に不動明王を種子であらわした石柱が建つ。リニューアル前は矜羯羅童子と制多迦童子の種子としていたが、見直してみると種子は「カーンマーン」で不動明王でした。先が尖った石柱に蓮華座を浮き彫りし、その上に見事な薬研彫りで不動明王を表す梵字(種子)を彫ったものである。蓮華座は近くにある薄肉彫りの薬師立像や阿弥陀立像・半肉彫りの地蔵菩薩などの蓮華座とよく似ていて、鎌倉後期の造立と思われる。
 
地蔵石仏
  阿弥陀石仏龕の向かって右に少し離れた所に、高さ約137cm、幅45cmの自然角柱のに彫られた地蔵石仏がある。角柱の上部に船形の彫くぼみをつくり、錫杖・宝珠もちの地蔵菩薩立像を半肉彫りしたものであっさりした素朴な表現である。蓮台は不動梵字石仏と共通した表現で、これも鎌倉後期の造立と思われる。下方に「先考先妣為 往来極楽之 明玄造立之」と願文が刻まれていて、亡くなった両親の極楽往生を願って明玄という人が造立したことがわかる。 
 
薬師如来
阿弥陀如来
 阿弥陀石仏龕の向かって右に龕の石材に凭れかかるように、線彫りに近い薄肉彫りの薬師如来立像が立っている。阿弥陀石仏龕の手前右側には薬師如来立像と同じ石工の作と思われる薄肉彫りの阿弥陀如来立がある。これらも鎌倉後期の造立と思われる。
阿弥陀如来・釈迦如来・地蔵石仏・地蔵石仏
 阿弥陀石仏龕の手前右側には奧より薄肉彫りの阿弥陀如来立像・半肉彫りの釈迦如来立像と地蔵菩薩立像と鎌倉後期の様式の小石仏が並んでいる。
 
釈迦如来
 釈迦石仏は矩形の自然石に舟形の彫りくぼみをつくり、その中に円光背を背負い、右手を上げて施無畏印を、左手を下げて与願印を結ぶ、蓮華座に立つ釈迦如来を半肉彫りしたもので、穏やかで清楚な表情の石仏である。
 
地蔵石仏
 先のとがった自然石の石材に船形の彫くぼみを彫って、左手に宝珠を持ち、右手は与願印の印相をとる古式の様相の地蔵を半肉彫りする。穏やかで温かみのある顔が印象に残る。
アクセス
近鉄名張駅下車、「名張駅前」(西口)より三重交通「敷津」行きバス乗車、「飯垣内」下車。徒歩西へ約2㎞。
自動車 名阪国道「治田IC」から伊賀コリドールロード・国道368号線・国道422号線で南南東へ26㎞。



                         
令和6年10月16日撮影 隣町にて
菊畑のノビタキ
 隣町の菊畑でノビタキを撮影しました。2羽のノビタキがいて1羽は切り取り出荷したあと黄色の花が咲いた菊畑の近くにいて、時々、菊の花にとまりました。



                         
令和6年10月15日撮影 近くのコスモス畑にて
コスモス畑のノビタキ
 近くのコスモス畑にノビタキを撮影に行きました。10日の日もここでノビタキを撮影したのですが、ノビタキはコスモスにはとまってくれませんでした。この日はようやくコスモスにとまったノビタキを撮影できました。



                                        
令和6年10月13日撮影 近くの広い公園にて
カワセミ・エゾビタキ
 数ヶ月ぶりに近くの広い公園にいきました。よくカワセミを見かける池に行ってみると、池の中の島の葉の落ちた木の枝にカワセミがいました。
 この公園ではキビタキ・コサメビタキ・エゾビタキなどを撮ろうとしてきたのですが、キビタキの声を聴いただけで、キビタキとコサメビタキは撮影できました。その中でエゾビタキは一羽だけでしたがしっくりと撮影できました。



                         
令和6年10月11日撮影 地元の山のため池と山の上の池にて
オシドリ
11日に撮影した地元の山のため池と山の上の池のオシドリです。
 山のため池のオシドリは相変わらず池の一番奥にいて近づいてくれません。今日は1羽が水浴びをしているのを見つけました。しばらく待つとねらいどおり羽ばたいてくれました。
 山の上の池にもオシドリが入っていました。池の真ん中にかかった橋からカメラを構えていると3羽のオシドリが池の奥から近づいてきました。



                       
令和6年10月10日撮影 近くの田園地帯にて
クサネムにノビタキとキタキチョウ
 この日はノビタキを何回か撮影しているマメ科の雑草クサネムに覆われた休耕田に行きました。4羽のノビタキがいてクサネムからクサネムにと飛び移ったり、草の中に隠れたりしていました。
ノビタキの左に写っている2つの黄色くぼんやりと丸いものはキタキチョウです。
ノビタキとキタキチョウ、両方にピントを合わせたかったのですが、結局うまくいきませんでした。
 数えきれないほどのキタキチョウが、クサネムに覆われた休耕田や休耕田横のコセンダングサの草原の周りを飛び回っていました。この画像はコセンダングサの花にとまったキタキチョウです。
 キタキチョウはネムノキやハギなとのマメ科の草や木の葉に卵を産みます。クサネムは名前の通りネムノキに葉や実がそっくりで、ネムノキと同じようにキタキチョウが卵を産みます。この画像は2頭のキタキチョウが絡みながら(交尾?)クサネムにとまろうとする所です。
※ キチョウは現在、沖縄にいるものをキチョウ、本州にいるものをキタキチョウとしている、



                           
令和6年10月9日撮影 地元の山のため池にて
オシドリ
 ノビタキを撮影した菊畑に行く前に、オシドリを撮ろうと地元の山のため池に行きました。近くにオシドリが来てくれるのを期待したのですが、2日前と同じくオシドリは池の一番奥にいて、たいした写真は撮れませんでした。子の日は雄2羽と雌1羽見ただけで、エクリプスは見られませんでした。



                           
令和6年10月9日撮影 隣町にて
菊畑のノビタキ
  隣町の菊畑でノビタキを撮影しました。ノビタキは切り取り出荷したあと黄色や赤の花が咲いた菊畑の近くにいて、時々、菊の花にとまりました



                              
令和6年10月7日撮影 地元の山のため池にて
オシドリ
 オシドリがやってくる頃かなと思って、地元の山のため池に行きました。堤防の近くにはいませんでしたが、山に囲まれたため池の奥にオシドリがいました。
最初に見かけたのはエクリプスです。
しばらくするとオシドリの雄が右側の岸から姿を見せました。
やがて、左の岸から雄と雌が泳いできて雄2羽と雌1羽、エクリプス1羽の計4羽を確認できました。



                                        
令和6年10月5日撮影 近くの田園地帯にて
ノビタキ・タシギ
 オジロトウネンやセイタカシギなどがいた休耕田から500mほど離れた休耕田でノビタキを撮影しました。この休耕田は毎年ほとんど手入れがされず、雑草が生え草原になります。その草原の中にマメ科の雑草クサネムがたくさん生えています。その実を食べるのか、ノビタキがクサネムにとまっていました。
飛び移った先もクサネムです。
 ノビタキはクサネムが生えた休耕田以外に、休耕田の近くの水害対策の遊水地を作るための広い耕作放棄地にもいました。去年はこの耕作放棄地でノビタキをよく撮影しました。広い耕作放棄地の中には小中学生の通学路になっている農道と水路があり、水路のガードフェンスにノビタキがとまっていました。
コセンダングサにとまったノビタキです。去年はこの耕作放棄地でコセンダングサにとまったノビタキをよく撮影しました。
 広い耕作放棄地では調査が始まっていて、フェンスに囲まれたところがあり、ノビタキはフェンスにとまることが多く。なかなかコセンダングサやススキなど草にとまった姿が撮れません。
ノビタキを撮った後、水の張った休耕田で、タシギを撮影しました。水面に逆さに写ったタシギが印象に残ります。



                             
令和6年10月2日撮影 隣町にて
ノビタキ
 隣町の山の中の小菊畑でノビタキを撮影しました。毎年ここでノビタキを撮影しています。今年は9月の20日頃から数回来ているのですが、いままでほとんど鳥の姿をここでは見ていません。今日は4羽のノビタキが小菊畑にいました。小菊は蕾の時に出荷するので、花は切り取った後に咲いたもので低く、支柱などにとまって菊の花にはなかなかとまってくれません。



9月 11月