十輪院十三重層塔四方仏
南門を入った右の庭園の中央に鎌倉時代の十三重石塔がある。初重軸部の四方に四方仏を刻む。軸部の下方に蓮華座を薄肉彫りして、その上に二重円光背状の彫り窪みをつくり、その中に坐す如来像を半肉彫りしたもので、この画像は西面の阿弥陀如来である。