第二番・専修寺

 
 二十四輩の第2番は真仏(しんぶつ)で、武士の出身といわれ、関東教化中の親鸞に入門。親鸞の跡をついで下野高田専修寺の住職となる。
 石仏は船型の石材に厚肉彫りした、蓮華座に立つ放射光光背を負った阿弥陀立像で、第一番は報恩寺に似たこけしのような簡略化した表現の石仏である。向かって左に「専修寺」、右に「第二番 下野国」と刻む。