頭塔東面二如来及び六菩薩一比丘像

 東面第五段南側にある石仏である。格狭間のある台座に結蜘扶坐する二如来は、左が施無畏・与願印、右は衣のうちに印相を収めたもので、左は釈迦如来、右は一段中央の三尊像と同じ多宝如来である。ともに二重円相光背を負う。前方(下)には六菩薩と合掌のー比丘が表されている(見学路から見上げることになり、見学路からは菩薩・比丘像は見られない)。