十国台三体仏
奈良の若草山の頂上に近い十国台には、高さ135p、幅100pの広めの船型光背を造って、阿弥陀を中尊に向かって左に弥勒仏・右に十一面観音を半肉彫りした、十国台三体石仏がある。
阿弥陀如来は右手をあげ、左手を下げた来迎印の立像、向かって右の十一面観音観音は立像は、念珠と蓮華nを持つ。左の如来立像は右手をあげて施無畏印、左手を下げていて、弥勒仏と思われる。鎌倉後期の作。