白毫寺弥勒石仏
船型光背を負った像高118pの蓮華座の上に立つ半肉彫りの如来像である。右手は肩まで上げて施無畏印、左手は下げて甲を見せて指をのばす印相(触地印)で弥勒仏と考えられる。光背に江戸初期の慶長15(1610)年の年号が刻まれている。