正暦寺南大門跡地蔵石仏1              室町時代
・奈良市菩提山町157番地             
・アクセス ・JR奈良駅より桜井線に乗りJR帯解駅下車。東に徒歩1時間。またはJR奈良駅西口、近鉄奈良駅より「米谷」行きバス乗車、「柳茶屋」下車。北西へ徒歩25分。

・西名阪自動車道天理インターを下り、国道369号線を北へ約2q。窪之庄南交差点を右折し東へ3.8q。
 奈良市の南部、菩提山川沿いにある正歴寺は、正暦3(992)年、一条天皇の勅命を受けて兼俊僧正(藤原兼家の子)によって創建され寺院で、紅葉の名所で、日本清酒発祥の地として知られている。

 菩提山川沿いの正歴寺南大門跡の大杉の下に2体の等身大の地蔵石仏が立っている。向かって右の地蔵は蓮弁を刻んだ頭光背を負った丸彫りの地蔵で宝珠と錫杖を持つ。室町時代後期から江戸初期の作と思われる。