正暦寺南大門跡地蔵石仏1 室町時代 |
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・奈良市菩提山町157番地 | ||
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奈良市の南部、菩提山川沿いにある正歴寺は、正暦3(992)年、一条天皇の勅命を受けて兼俊僧正(藤原兼家の子)によって創建され寺院で、紅葉の名所で、日本清酒発祥の地として知られている。 菩提山川沿いの正歴寺南大門跡の大杉の下に2体の等身大の地蔵石仏が立っている。向かって右の地蔵は蓮弁を刻んだ頭光背を負った丸彫りの地蔵で宝珠と錫杖を持つ。室町時代後期から江戸初期の作と思われる。 |
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