竜福寺道地蔵磨崖仏   
・奈良県天理市滝本          
・アクセス ・近鉄天理線・JR桜井線「天理駅」下車、東へ徒歩約5q。または天理駅から奈良交通バス「国道針」「針インター」行きに乗り「上滝本」で下車、北へ0.6q。 東へ徒歩20分。

・名阪国道「天理東」ICより、国道169号線を南へ1.7q。「布留」交差点で左折し、旧道を1.5q、交差点を斜め前方左方向に進み国道25号線を約1q。左折して440mで桃尾の滝。桃尾の滝から徒歩3分。
 桃尾の滝から龍福寺跡(現在は大親寺)に登る参道脇にはには石仏や板碑が置かれていて、岩には磨崖仏が彫られている。桃尾の滝からしばらく登ると、左側に小さな谷を挟んだ岩肌に長方形の彫り込みをつくり、不動明王が半肉彫りされている(南北朝時代)。

 その不動明王から数m参道を登った右の岩には地蔵磨崖仏がある。船型の彫り窪みをつくり、宝珠と錫杖を持つ地蔵立像を半肉彫りしたもので、南北朝から室町時代の作と思われる。