ほうらく地蔵     建武5年(1338)   南北朝初期
・ 奈良県山辺郡山添村北野字下堂             
・アクセス ・JR「奈良」駅、近鉄「奈良」駅より奈良交通「北野」行きバス乗車「北野」下車。徒歩東へ1.1q。

・名阪国道「小倉」ICより国道25号線、県道127号線を北へ400m、斜め前方右方向に入り広域農道を北へ6.1q、右折し県道80号線を東へ1.1q。
 北野と大塩との道筋のなかぼど、茶畑のはずれの大きな岩にこの地蔵磨崖仏が彫 られている。 高さ1mの舟形光背を彫りくぼめ、像高78cmの錫杖 ・宝珠を持つ地蔵を半肉彫りする。衣紋などは形式化が見られるが、 整った姿の地蔵磨崖仏である。地元の人は「ほうらく(法楽)地蔵」と称している。