五劫院地蔵石仏 室町時代 |
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・奈良市北御門町24 | ||
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墓地の入口の小さな覆堂に2体の等身大の地蔵石仏が安置されていが、向かって右の像がこの像である。(左には見返り地蔵が立つ。)花崗岩製で見返り地蔵と同じく約2mの船型光背を背負った像高150pほどの厚肉彫り像である。右手に錫杖、左手に宝珠を持つ通常の姿の地蔵である。鎌倉期の地蔵のような力強さはないが、繊細な表情の、室町時代としては優れた出来栄えの地蔵である。 頭上に地蔵の種子「ア」を刻み、右に「三界万霊」、左に「念仏講中」と多数の法名の刻銘がある。 |
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