切りつけ地蔵(阿弥陀磨崖仏)

kirituke.jpg (27465 バイト)
・奈良市田原南田原町
・元徳3年(1331) ・花崗岩
・奈良駅よりバス「田原横田」下車南へ1km
・ 地元の人が「きりつけ地蔵」とよんでい
 る阿弥陀磨崖仏である。 花崗岩壁に
   高さ、約2mの長方形を深く彫り込み、
 蓮華座上に立つ来迎相の阿弥陀像を
 厚肉彫りする。

 像の両脇奥壁に、石大工行恒が彫刻
 したことを刻む。行恒は有名な伊派石
 工の一人で、 和歌山県地蔵峰寺地蔵
 石仏(重文)など鎌倉後期を代表する
 石仏を残している。 いずれも、木彫仏
 に劣らない、丁寧な技法の熟達した作
 品である。