念通寺不動石仏               鎌倉時代
・奈良県香芝市今泉      北緯34度33分32秒、東経135度41分49秒                
・アクセス JR和歌山線「しずみ」駅下車南西650m    
自動車  西名阪道「香芝IC」から南へ1.2q
             
・ 西名阪道「香芝IC」の南の今泉簡易郵便局の近くに融通念仏宗の念通寺がある。その念通寺の境内に覆堂がありその中に鎌倉時代初期の不動石仏が安置されている。高さ78pの不整形の花崗岩の自然石に、岩座に立つ像高35pの不動明王を半肉彫りしたものである。巻髪の先を束ねて左肩に垂らし、牙をむき出し、肘を張って右手で利剣を構え、肩まで上げた左手で羂索を握る姿で小像であるが迫力のある石仏である。