梨本如意輪観音石仏         明和3(1776)年 江戸時代
・奈良県生駒郡平群町梨本      北緯34度38分5秒、東経135度41分48秒                
・アクセス 近鉄生駒線「へぐり」駅より北西へ1.5q。徒歩16分。
自動車  第二阪奈道「壱分ランプ」から南へ5.3q。
             
・ 江戸時代になると、女性を中心とした月待や念仏などの供養塔の主尊として、女性の墓碑として如意輪観音石仏が数多く造立される。平群町梨本の如意輪観音石仏はその中でも大型の像で高さ120pの船型の花崗岩の石材に蓮華座に坐す六臂の如意輪観音を厚肉彫りしたものである。この像は梨本の戒勝寺の近くの辻堂に安置していて、「北ホうざんじ(宝山寺)、東まつの方(松尾寺)、南しぎさん(信貴山)」の道標銘がある。