木造深沙大将立像 永禄11(1568)年 南北朝時代 | ||
・奈良県生駒郡信貴畑 北緯34度38分4秒 東経135度40分15秒 | ||
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・ 杵築神社の拝殿の隣に観音堂があり、本尊の観音座像とともに、木造深沙大将立像が祀られている。石仏ではないが、珍しい仏像なので紹介する。深沙大将は石仏では大分市の高瀬石仏がよく知られて、玄奘三蔵が天竺に赴いた時、流沙を渡るのにこの神によって守護されたと伝えられる。 「西遊記」における沙悟浄がそれにあたる。 杵築神社の深沙大将立像は像高2m近い寄木造りで、南北朝〜室町前期の作で、県の文化財に指定されている。頭髪を逆立て、髑髏の首飾りをし、左腕に蛇をまき付け、腹部には童子の顔が彫られた、怪奇な姿は、興味が尽きない。 |
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