三十三所観音碑 江戸時代 |
・奈良県生駒郡平群町信貴山 北緯34度36分35秒、東経135度40分14秒 |
アクセス |
・ JR大和路線「王寺」駅または近鉄生駒線「信貴山下」駅より奈良交通「信貴山門」行きバス乗車「信貴大橋」下車、徒歩4分。
・ 近鉄信貴山線「信貴山口」下車、ケーブルに乗り換え「高安山」下車。近鉄バスで「信貴山門」へ。徒歩8分。
・ 自動車 西名阪道「法隆寺」ICを降り北へ2.1q「法隆寺東」交差点を左折、国道25号線を西へ約2q「龍田大橋」交差点を左斜め前方にすすみ、南西へ0.7q「三室」交差点を右折、県道236号線を西へ4.4qで信貴山朝護孫子寺駐車場。徒歩4分。
または、第2阪奈道路「壱分」ランプを降りて国道168号線を南へ、「椿井」交差点を直進し県道194号線に入り、「勢野」交差点を右折、県道236号線を西へ3.7qで信貴山朝護孫子寺駐車場。 |
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・ 成福院から本堂の方へ進むと三宝荒神を祀る三宝荒神堂と宝庫の飛倉館がある。そこからまっすぐ緩やかな階段状の参道が本堂まで続いている。飛倉館の東に参道から分かれるように多宝塔へ行く階段がある。その階段脇に三十三所観音碑がある。
高さ70p、幅27×25pの石柱の四方に西国三十三ヶ所観音霊場の本尊を薄肉彫りであらわしている。南面には1番青岸渡寺の如意輪観音と、2列で6体、2番から7番霊場の観音像を配する。東面には8番から15番霊場の観音像8体を2列で、北面には16番から25番霊場の観音像10体を2列と3列で、西面には26番から33番霊場の観像8体を2列で配する。各観音像の横には霊場を表す番号を刻む。
三十三ヶ所観音霊場石仏は江戸時代各地で造立されたが、石柱にこのように三十三ヶ所観音像をすべて表したのは珍しい。
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