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梅の木磨崖仏 (県史跡)  豊後高田市夷梅の木

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地蔵菩薩

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比丘尼形像

 
室町初期    像高  地蔵菩薩座像(44cm)比丘形座像(40cm)など

 杵築市山香町立石から山を越えて真木大堂のある豊後高田市田染真木に向かう途中峠を越えると陽平という小さな集落がある。この村の背後地に福寿寺という無住の庵がある。その庵の横に、覆堂に守られた磨崖仏がある。露出した大岩に7体の像と国東塔を半肉彫りや薄肉彫りしたものである。、

アクセス
・ JR日豊線「うさ」駅よりバスで「豊後高田」下車。「豊後高田」より「伊美」行きバス、「香々地」下車。県道小河内・香々地線を南へ約6.5km。夷より上真玉方面への道を約1.5km。
・ 自動車  国道10号線「うさ」駅前より国道213号線で香々地へ。県道小河内・香々地線を南へ約6.5km。夷より上真玉方面への道を約1.5km。 

 

 

六所神社の磨崖仏    豊後高田市夷東南払

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比丘形座像

 
室町時代後期   像高 75cm
 夷谷は2つの谷からなり、梅の木磨崖仏がある西谷と六所神社・実相院・霊仙寺のある東谷にわかれる。東谷の六所神社や霊仙寺からの夷耶馬の眺めは特に素晴らしく、奇石、快石のそそり立つ様は、忘れられない。
 六所神社には2つの磨崖仏がある。その中で、最も被写体としてよかったのが、薬師堂裏の崖に彫られたこの比丘座像である。仁聞菩薩自刻像と伝えられている。薬師堂建立の施主など、六所神社と関係ある者のの像であろう。
 
アクセス
・ JR日豊線「うさ」駅よりバスで「豊後高田」下車。「豊後高田」より「伊美」行きバス、「香々地」下車。県道小河内・香々地線を南へ約8km。
・ 自動車  国道10号線「うさ」駅前より国道213号線で香々地へ。県道小河内・香々地線を南へ約8km。

 

 

千燈石仏 (県史跡)    国東市国見町大字千燈

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鎌倉末期        幅約150cm   高さ80cm

 厚い一枚石の全面を平らに刻み、来迎二十五菩薩を薄肉彫りする。右下方に願主と思われる念仏信者を配し、その仰ぐ方向から斜めに、阿弥陀如来を中心とする、奏楽、舞踊の諸菩薩が来迎して来る様子を描いている。知恩院や奈良興福院などに代表される来迎図の形式に基づいて彫られたものであろう。
 ただ、それらの来迎図と違うのは、不動明王と多聞天か刻まれていることである。不動と多聞天を脇侍とするのは豊後磨崖仏の特色でよく見られる。
 
アクセス
・ JR日豊線「うさ」駅よりバスで「豊後高田」へ。「豊後高田」より「伊美」行きバスで「伊美」へ。「伊美」で「赤根」行きバスに乗り換え「不動口」下車、徒歩5分。
・ 自動車  国道10号線「うさ」駅前より国道213号線で伊美へ。伊美より、県道山香・国見線を約6km。


 

倉成磨崖仏     杵築市山香町倉成

 
室町初期 像高  地蔵菩薩(93cm)十王座像(78cm・76cm)
 石切場入口の北東を向いた岸壁に、彫られている。地蔵菩薩を中心に左右に2体の十王像と、その他、倶生神像2体、童子形像2体の計7体の像を厚肉彫りする。堂の迫磨崖仏と同じように極楽往生を願って彫られた摩崖仏である。十王像は迫力豊かな秀作である。
 
アクセス
・ JR日豊線「なかやまが」駅下車。東へ約1.5kmkm。
・ 自動車  国道10号線の山香中学校東交差点を北東へ0.8km。
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又井磨崖仏     杵築市山香町又井

 
天正7(1578)年 像高  地蔵菩薩(36cm)阿弥陀如来座像(29cm)

 杵築市の指定有形文化財の3基の横穴墓の枠組みの上部に彫られた磨崖仏である。地蔵菩薩は中心付近に浅い四角形の彫り込みをつくり、そこに線彫りで彫られたものである。蓮台の上に右手に長い錫杖、左手に宝珠を持ち、円光光背を背負って立つ地蔵菩薩を描くように線彫りしたもので、この時代の線彫り像としては優れた像である。この像に向かって左側には結跏趺坐する阿弥陀如来像が四角形の彫り込みの中に薄肉彫りされている。線彫りの地蔵菩薩に比べると稚拙さが目立つ。
 
アクセス
・ JR日豊線「なかやまが」駅下車。北へ約1.5km。
・ 自動車  国道10号線の山香町下市北の交差点の次(北)の三叉路を右折し北へ0.7km。





棚田地蔵磨崖仏     杵築市山香町大字下字棚田

 
室町時代 像高  地蔵菩薩(36cm)阿弥陀如来座像(29cm)

 旧道沿いの棚田集落の民家の裏の山際の岩壁に7体の地蔵が彫られている。厚肉彫りで、彩色されていて、瓦葺きの立派な覆堂を兼ねた礼堂が建てられている。
 中央の地蔵像は結跏趺坐し、定印の掌に宝珠を持つ座像で、他の像より一廻り大きい。像の額から上は欠損している。向かって左には錫杖が立てかけるように別個に彫られている。中尊の左には3体の地蔵立像が彫られていてる。中尊の左横の地蔵の持つ宝珠は蓮台のように見える。向かって右には2体の地蔵立像と地蔵菩薩半跏像が彫られている。破損していてわかりにくいが半跏像は左手を頬に当てた思惟像のように見える(弥勒菩薩などの思惟像は普通は右手)。
アクセス
・ JR日豊線「たていし」駅下車。南東へ約2km。
・ 自動車  国道10号線の牛屋敷付近で西へ折れ、日豊線の踏切を渡りすぐ右折、北へ0.6q。
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福寿寺薬師堂磨崖仏     豊後高田市田染平野陽平

 
室町時代   国東塔(90cm) 薬師如来座像(60cm) 比丘尼像?(40p)

 山香町立石から山を越えて豊後高田市田染真木へ向かう道の峠を下りてすぐの小さな集落が陽平である。この村の背後地に福寿寺という無住の寺がある。その寺の薬師堂という礼堂を兼ねた覆堂に大岩に刻まれた磨崖仏がある。岩の正面(東面)に方1m余りの龕を彫って中に両手で薬壺を持った薬師如来を半肉彫りする。横には髪をなびかせた比丘尼像と思われる像が彫られている。<案内板は尊名不詳(役行者?)としている。>この像の像立社この龕の向かって右下には舟形の龕に地蔵菩薩座像が半肉彫りされている。ともに風化が進んでいて顔立ち等ははっきりしない、
 北面には像高90pの国東塔が薄肉彫りされている。相輪も塔身もくっきりと浮かび出た秀作である。刻銘より永享の癸丑の年(1433)の作であることがわかり、県の有形文化財に指定されている。岩の北東面には小さな方形の龕があり、如来と思われる2体の座像か薄肉彫りされている。南面にも2体の立像が刻まれている。 
アクセス
・ JR日豊線「たていし」駅下車。東へ約4.3km。
・ 自動車  国道10号線の山香町立石の竜ヶ尾交差点を東へ3.5km。



国東半島の磨崖仏1 豊前の磨崖仏・その他

1_b2.gif (1021 バイト)国東・豊前の石仏地図



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